9月21日(月曜日祝日)は、当直輪番にて、午前9時から午後5時まで診療を行います。通常通りの診療が可能です。ご予約は必要ございませんので、直接ご来院ください。
お知らせ
2026年10月2,3日と30,31日の診療変更のご案内
10月2日(金)、10月3日(土)は緑内障学会にて、院長は一般講演、教育セミナーで講演を行いますので、不在となります。10月2日(金)午前中は副院長ともう一人の先生、午後は副院長のみの診察です。10月3日はおふたりの神戸大学医師による診察となります。
10月30日(金午後)、31日(土)は臨床眼科学会で院長がインストラクションコースの講演があり、不在です。10月30日(金午後)及び31日(土)は神戸大医師の代診となります。
あらかじめご了承ください。
最新の多焦点眼内レンズ「PureSee(ピュアシー)」の導入について
白内障手術の時に挿入する、眼内レンズについては単焦点と多焦点があります。手術自体は単焦点レンズと変わりないのですが、手術の際に挿入するレンズのみが違うものとなります。「多焦点レンズ」は遠くと近くの両側で焦点が合うように設計されているレンズです。 従来の「単焦点レンズ」では焦点が1か所にしか合わなかったため、眼鏡の必要性が高かったのですが、「多焦点レンズ」は焦点が合う距離が多いので眼鏡の使用頻度を減らすことができます。しかし、ハローやグレア、ワキシービジョンといった多焦点レンズ特有の合併症があり、すべての方に有用なレンズではありませんでした。また、多焦点レンズはどうしても光学的ロスを生じるため、見え方の質であるコントラスト感度が多少低下し、緑内障や網膜疾患等、視力に関わるご病気の方は使わない方が良いとされてます。白内障手術時には病気がなくても、将来的にこういった視力に関わる病気にかかってしまう可能性は誰にもあり、その時に大きな問題が生じます。
この度、当院で採用した多焦点レンズPureSee(ピュアシー)は、従来の多焦点レンズの弱点を克服するために開発された、次世代の「焦点深度拡張型(EDOF)」レンズです。特徴は下記の通りで、単焦点レンズに比べ、デメリットはほぼないと言われています(費用がかなり増えるのがデメリットです)。他の疾患があっても軽度であれば使用が可能と考えます。
- *「ハロー・グレア」が極めて少ない:従来の多焦点レンズで課題だった、夜間の光の輪(ハロー)や眩しさ(グレア)が、単焦点レンズと同等レベルまで抑制されています。夜間の運転が多い方にも安心です。
- *自然で連続的な視界 :遠くから中間(手元の少し先)まで、視界のつなぎ目がなくスムーズに見えるのが特徴です。
- *コントラストが鮮明:光のロスを抑える設計により、色鮮やかでクッキリとした見え方を実現しています。
- *焦点の合う距離が長い:従来の回折型の多焦点レンズでは、例えば3焦点レンズは遠/中/近と、3箇所にしかピントが合わないですが、EDOFではシームレスにピントが合います。ただし、読書のようなかなりの近見視は回折型の多焦点レンズの方が優れています。
このような方におすすめです
- *パソコン作業や料理など、中間距離を重視したい方
- *白内障手術後、できるだけメガネに頼りたくない方
- *夜間の運転や外出が多い方
いいことづくめなようですが、金銭的負担が大きくなります。選定療法になりますので、通常の保険診療による白内障手術のご負担に加え、約30万円ほどかかることをご了承ください。
リジュセア点眼
参天製薬から、近視の進行抑制を目的としたリジュセア®ミニ点眼液 が発売されました。国内治験を経て有効性が認められた国内で初めての点眼液です。https://www.santen.com/ja/news/2024/2024_1/20241227
近視進行抑制は緑内障も含め様々な疾患の発症抑制にもつながりますので当院でも積極的に採用しております。参天製薬HP「子どもの近視ハンドブック」も参照ください。今までは自由診療で、検査代を自己負担していただいていましたが、2026年6月から選定療法となります(保険診療と保険外の診療を一定の条件で組み合わせて受けられる制度です)。保険診療となるのは検査、診察代であり、 リジュセアミニの点眼薬の代金(当院では1箱税込みで4,000円)はこれまで通り別途必要となります。
後天性眼瞼下垂治療剤「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」の取り扱い
高度の眼瞼下垂(がんけんかすい)は手術が第一選択ですが、軽度の眼瞼下垂には「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」 もよい選択肢の一つになります。後天性眼瞼下垂に対する点眼治療薬として、国内で初めて承認された薬剤で、一日1回の点眼で、早い方で点眼後5分~15分くらいで、ほとんどの方が2時間以内に効果が出てきます。効果は最大で8時間持続するとされています。詳しくは参天製薬のホームページを参照してください。
https://www.santen.com/ja/news/2026/2026_1/20260401
アップニーク®ミニ処方のみのご希望での受診は自費診療の扱いとなりますので、初診の診察料は3300円(税込)、2回目以降の診察料は1100円(税込)となります。「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」30日分(30回分)のお薬代は4900円(税込)になります。まずは試したいという方は10回分1800円(税込)のトライアルセットをお使いください。
別の疾患で受診の場合は、従来の保険での診療となります。
⚠ 狭隅角や閉塞隅角緑内障の方は使用に注意が必要ですので、除外する必要があります。
⚠この点眼薬が適応とならない場合
以下のような症状がある場合は、加齢性(腱膜性)以外の眼瞼下垂の可能性があります。本剤の適応ではなく、精査が必要なことがあります。まずは眼科を受診してください。
- 急にまぶたが下がってきた(急性発症)
- ものが二重に見える(複視)
- 瞳孔の大きさが左右で異なる(瞳孔不同)
- 夕方や疲れると症状が悪化する(日内変動)
- 目の動きに異常がある(眼球運動障害)
厚生労働大臣が定める施設基準および各種加算について
当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて保険診療を行っています。
指定医療機関等
1生活保護法等指定医療機関 2指定難病医療機関(指定難病医)3労災保険指定医療機関 4指定小児慢性特定疾患医療機関
近畿厚生局へ届出を行っている届出項目一覧
当院は、厚生労働大臣が定める以下の施設基準に適合し、近畿厚生局長に届出を行って診療を行っています。
- 短期滞在手術料等基本料1
- コンタクトレンズ検査料1
- ロービジョン検査判断料
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 医療DX推進体制整備加算(初診)
- 緑内障手術(流出路再建術(眼内法)及び水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)
- 緑内障手術(濾過胞再建術(needle法)
- 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのあるもの))
- 毛様体光凝固術(眼内内視鏡を用いるものに限る)
<短期滞在手術等基本料1>
当院では短期滞在手術等基本料1に関する施設基準を満たし届出しております。
日帰りで行われる特定の手術に対する体制が整備されています。
対象手術:水晶体再建術(白内障手術) 翼状片手術(弁の移植を要するもの)
<コンタクトレンズ検査料1〉200点>
コンタクトレンズ装用のために受診の方であっても、診療内容等により異なった診療費用を算定する場合があります。
<緑内障手術>
- 緑内障手術(流出路再建術(眼内法)及び水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)
- 緑内障手術(濾過胞再建術(needle法)
- 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのあるもの))
- 毛様体光凝固術(眼内内視鏡を用いるものに限る)
当院では上記の緑内障手術に関する施設基準を満たしており、届出して行われる特定の手術に対する体制が整備されています。
<外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)>
当院は厚生労働大臣が定めた医療従事者の人材確保や賃金改善を図る体制に関し、施設基準を満たし届出しております。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、下記の通り診療報酬点数を算定します。
初診時:6点 再診時:2
<医療DX推進体制整備加算、医療情報取得加算>
診察室等においてオンライン資格確認システム等より取得した情報を活用して診療を行っています
マイナ保険証の促進などDX医療にかかる取り組みを行っています
電子処方箋の発行については準備調整中となります
アイモ vifaの導入
新しい視野計であるアイモ vifaを増設しました。従来のハンフリー視野計とは異なり、アイパッチによる片眼遮蔽が不要で、両眼同時に視野検査を行うことが出来ます。検査時間も短時間になるのに加え、より多くの情報を得ることができます。ハンフリー視野では基本的には24度か30度の角度を視野を測定しますが、中心視野が狭い方や、近視が強い方は10度の角度の視野を測ることがあります。ハンフリーでは24度と10度は別々に測る必要があるのですが、当院ではアイモ24plus(1+2)という同時に両方測ることができるプログラムを使用しています。アイモ vifaは以前から1台設置しておりましたが、2台体制としました。従来3台あったハンフリー視野計は2台となり、計4台の視野計を用いながら、よりご負担がすくなくなるよう、かつ精密な緑内障管理をしてまいります。


2診制拡大のお知らせ
2025年4月より、月曜午後と木曜午後診も2診体制となり、院長と神戸大学医師の2診制で診療させていただきます。手術を含め、緑内障の患者様が多くご来院いただいているため、院長診の待ち時間が長くなり、大変申し訳なく思っておりました。月曜午後と木曜午後診では診療待ち時間が大幅に少なくなると思いますので、お急ぎでない患者様は月・木午後の受診をお勧め致します。金曜午後のみ院長の1診制で、それ以外はすべて2診制となります。
OCT(光干渉断層計)の新機種導入
OCTを新しく導入しました。OCTにより目の奥の神経の状態をみることで、緑内障の進行具合の判定ができます。これまでに撮影したOCTのデータを引き続き長く使えるように、新しくOCTを買い換えました。撮影スピードも向上し、より早い検査が可能になりました。
難治緑内障に対する眼内内視鏡を用いた毛様体凝固術が当院で可能になりました
緑内障は複数回手術をしても眼圧が落ち着かない方がまれにおられます。そういった方に対する”眼内内視鏡を用いた毛様体凝固術”を当院で施行することが可能になりました。内視鏡装置と、レーザー装置の導入が必要でしたが、なかなか治療が難しい方の福音になればと思います。詳しくは島根大学のプレスリリースをご覧ください。










